タミフルの危険性

インフルエンザの治療薬として有名なタミフルの危険性に迫る

札幌市においてタミフル耐性ウイルスが広まった疑い

日本における標準的なインフルエンザ治療においてはタミフルが処方されるようになりました。一般の人からの認知度も高くなったことから、インフルエンザにかかったと思って医者にかかった患者の方からタミフルを処方して欲しいと告げうことも多くなっています。医者の方もインフルエンザとわかればとりあえずタミフルを出しておけばよいと短絡的に考えてしまう人も増えてきているのが現状です。インフルエンザとなれば当たり前のように使う用になってしまったタミフルですが、それによって問題も生じるようになってきました。札幌市ではタミフル耐性のインフルエンザウイルスに罹患した患者が見つかり、札幌市を中心として耐性ウイルスが広がっている疑いがもたれるという事件がありました。ウイルスは自己を複製する際に自らの遺伝子を変えてしまうことがあり、その結果として偶然に耐性を獲得してしまう場合があります。そういった際にタミフルで治療を行っていると耐性ウイルスだけが生き残り安くなるでしょう。そして、その患者から他の人へ感染が広まる場合には耐性ウイルスが広まる疑いが強くなるのです。特にこの際の札幌市のケースにおいてはタミフル耐性ウイルスが検出された6人の誰もが治療薬の投与を受けていなかったことから、その体内で耐性を獲得した可能性は低く、他の人から感染を受けた疑いがもたれることになったのです。タミフルに耐性を獲得しても、作用メカニズムの異なる治療薬を用いることによってインフルエンザ治療を行うことは可能ですが、耐性がないことを前提にして治療が始められることが多いため、その分だけ治療が遅れることになります。高齢者や小児の治療においては特にその遅れによって生命の危険すらあることから、耐性ウイルスの出現は世の中にとってとてもリスクが大きいものとなっています。