タミフルの危険性

インフルエンザの治療薬として有名なタミフルの危険性に迫る

インフルエンザ感染の感染可能期間とタミフルの効果

インフルエンザウィルスに感染してから、発熱や頭痛などの症状が出るまでの潜伏期間は、平均すると2日間と言われています。しかし16時間から5日間ぐらいまで、人によって大きな差があります。潜伏期間は検査をしても、感染しているかどうか分かりません。そのため不要な外出をして、他人に感染させてしまうこともあります。発症する1日前から発症後5日頃までは、他人にうつす可能性のある感染可能期間です。とりわけ発症から3日間ぐらいは感染力が高いので、本人も周囲の人も注意が必要です。感染可能期間は外出を控え、安静にしているのが一番です。とはいえ感染可能期間には潜伏期も含まれているため、感染予防を確実にするには手洗いやうがいを励行したり、マスクを適切に着用したり、予防接種をしたりすることも重要です。
インフルエンザの治療薬として知られるタミフルは、予防のために服用することもできます。タミフルはインフルエンザウィルスの拡散を防ぐ効果があり、まだウィルスの数が少ないうちに服用すれば、病気の期間を短縮できます。しかし発症してから2日以上経つと、すでに大量のウィルスが存在するので、効き目は薄いとされています。いま症状が出ていなくても、ウィルスに感染している可能性はあるわけですから、タミフルを飲んでおけばインフルエンザを発症しないで済みます。
ただしタミフルを予防薬として用いる場合、日本では健康保険が適用されません。また原則として処方の対象になるのは、65歳以上の高齢者または喘息や糖尿病などを患っており、インフルエンザの患者と同居している人だけです。耐性ウィルスを生む危険もあるので、服用のしすぎには注意しなければなりません。